トライアンフから待望の400ccモデルが登場し、これをベースにしたトライアンフ 400cc カスタム カフェレーサーへの注目が急速に高まっています。そもそもカフェレーサーとはどのようなスタイルで、カスタムにはどれくらいの価格がかかるのでしょうか。この記事では、ベース車両として注目のスピード400を用いたカスタムパーツ選び、特にカフェスタイルの象徴であるスピード400 セパハンやスピード400 マフラー交換について掘り下げます。さらに、トライアンフの上位モデルであるスラクストン 1200RSやボンネビル、コンセプトの異なるスピードトリプルとの比較、そしてホンダ カフェレーサーや、独自のスタイルを持つBMW カフェレーサーの動向にも触れることで、幅広い視点から理想の一台を考えます。気になるカフェレーサーの価格帯やカスタム費用についても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

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- カフェレーサーというカスタムスタイルの基本
- トライアンフ スピード400の具体的なカスタム方法
- トライアンフの他モデルや競合他車との比較
- カスタムにかかる費用やパーツ選びのポイント
トライアンフ400ccカスタムカフェレーサーの基本
この章のポイント
- そもそもカフェレーサーとはどんなスタイル?
- 気になるカフェレーサーの価格相場を解説
- 比較対象となるホンダ カフェレーサーの魅力
- 独自の世界観を持つBMW カフェレーサー
- トライアンフの血統を受け継ぐボンネビル
そもそもカフェレーサーとはどんなスタイル?
カフェレーサーとは、1960年代のイギリスで生まれたモーターサイクルのカスタムスタイルの一つです。その名前の由来は、ロンドンのカフェに集まっていた「ロッカーズ」と呼ばれる若者たちが、自分のバイクを改造してはカフェからカフェへの公道レースに興じていたことにあると言われています。
彼らの目的は、純粋に「速く、格好良く走る」ことでした。このため、当時のレース車両を模倣し、無駄なパーツを徹底的にそぎ落とすカスタマイズが施されたのです。具体的には、空気抵抗を減らすために低く構えたハンドル(セパレートハンドル)、後方に下げられたステップ(バックステップ)、一人乗り用のシングルシートなどが特徴として挙げられます。また、軽量化のためにフェンダーを短くしたり、取り外したりすることも一般的でした。
このスタイルは、機能性を追求した結果として生まれた、シンプルで戦闘的な美しさを持っています。現代においてもカフェレーサーは、特定の車種を指すのではなく、このような思想に基づいたカスタムスタイルの総称として世界中のライダーから愛され続けています。メーカーが新車として販売するカフェレーサースタイルのバイクもあれば、様々なバイクをベースに個人が作り上げることもできる、奥深いカスタム文化なのです。
気になるカフェレーサーの価格相場を解説
カフェレーサーを手に入れる際の価格は、どのような方法を選ぶかによって大きく変動します。主に「新車」「中古車」「カスタム費用」の3つの観点から価格相場を考えることができます。

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新車の価格帯
メーカーがカフェレーサースタイルとして販売している新車の場合、価格はモデルによって様々です。例えば、国内メーカーの400ccクラスであれば50万円台から90万円台あたりが中心になります。海外メーカーのモデルになると、トライアンフやBMWなどでは150万円を超えることも珍しくありません。新車は品質の安心感やメーカー保証が受けられる点が大きなメリットと考えられます。
中古車の価格帯
中古のバイクをベースにカスタムする場合や、すでにカスタムされた中古車を購入する場合、価格の幅はさらに広がります。ベース車両の人気や年式、状態によって数十万円から手に入るものもあれば、希少な絶版車や有名ビルダーが手掛けた車両は数百万円に達することもあります。中古車は初期費用を抑えられる可能性がありますが、車両の状態をしっかり見極める目利きが求められます。
カスタム費用
自分でバイクをカフェレーサースタイルにカスタムする場合、費用はパーツ代と工賃の合計になります。セパレートハンドルやバックステップ、シート、マフラーといった主要パーツだけでも、数万円から数十万円が必要です。どこまでこだわるかによって費用は青天井になるため、あらかじめ予算とカスタムプランを明確にしておくことが大切です。特に塗装やワンオフパーツの製作を依頼すると、費用は一気に跳ね上がります。
これらのことから、カフェレーサーの価格は一概には言えず、自分の予算や求めるスタイルに応じて最適な選択肢を探すことが鍵となります。
比較対象となるホンダ カフェレーサーの魅力
トライアンフを検討する上で、比較対象となるのが日本を代表するメーカー、ホンダのカフェレーサーモデルです。ホンダのバイクは、その高い品質と信頼性、そして優れたコストパフォーマンスで世界的に評価されており、カフェレーサースタイルにおいても魅力的な選択肢を提供しています。
代表的なモデルとしては、「GB350 S」や「HAWK 11」が挙げられます。GB350 Sは、空冷単気筒エンジンを搭載したベーシックなモデルで、シンプルな構造ゆえにカスタムベースとして非常に人気があります。標準でやや低めのハンドルやスリムなシートが装備されており、少し手を加えるだけで本格的なカフェレーサーの雰囲気を楽しむことが可能です。

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一方、HAWK 11は大型二輪モデルで、ロケットカウルを標準装備した、より先進的で攻撃的なデザインを持つカフェレーサーです。アフリカツイン譲りの並列2気筒エンジンはパワフルで、現代的な走行性能とクラシカルなスタイルを高次元で両立させています。
ホンダのカフェレーサーの魅力は、何よりもその「扱いやすさ」と「信頼性」にあると考えられます。緻密な設計と高い工作精度から生まれるエンジンや車体は、日常使いからツーリングまで安心して楽しむことができます。また、全国に広がる正規ディーラー網によるアフターサービスの充実も、大きな安心材料です。トライアンフとは異なる、実直で堅実なバイク作りから生まれたカフェレーサーは、多くのライダーにとって有力な選択肢の一つです。
独自の世界観を持つBMW カフェレーサー
ドイツのBMWもまた、カフェレーサーの世界で独自の存在感を放っています。BMW Motorradの「ヘリテイジ」シリーズは、その象徴的な存在です。このシリーズの中心となるのが「R nineT」や、その後継にあたる新型「R12」です。
BMWカフェレーサーの最大の特徴は、伝統の「ボクサーエンジン(水平対向2気筒エンジン)」にあります。車体の左右に突き出したシリンダーヘッドは、他に類を見ない独特のスタイリングと低重心を生み出し、安定した走行フィールに貢献します。このエンジンがもたらす鼓動感とサウンドは、多くのBMWファンを魅了してやみません。
デザイン面では、ドイツ製品らしい質実剛健さと、細部までこだわり抜いた高い質感が魅力です。金属パーツの仕上げや塗装の美しさは所有する喜びを満たしてくれます。また、R nineTやR12はモジュラーコンセプトを採用しており、オーナーが自分好みにカスタムしやすいよう設計されている点も特筆すべきです。シートレールを簡単に取り外せる構造など、メーカー自身がカスタム文化を後押ししている姿勢が見られます。
価格帯はホンダやトライアンフの400ccクラスと比較すると高価になりますが、その分、他では味わえない唯一無二の乗り味と所有感を得られます。性能だけでなく、バイクが持つ歴史やブランドの世界観を重視するライダーにとって、BMWのカフェレーサーは非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
トライアンフの血統を受け継ぐボンネビル
トライアンフのカフェレーサーカスタムを語る上で、そのルーツであり象徴でもある「ボンネビル」シリーズの存在は欠かせません。ボンネビルは1959年に誕生して以来、トライアンフのモダンクラシックラインナップの中核を担い続ける伝説的なモデルです。
ボンネビルの名は、アメリカのボンネビル・ソルトフラッツで最高速記録を樹立したことに由来します。その美しいスタイリングと高性能から、当時の若者たちの憧れの的となり、カフェレーサーカスタムのベース車両としても絶大な人気を博しました。つまり、トライアンフとカフェレーサー文化は、切っても切れない深い関係にあるのです。

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現在のボンネビルシリーズ(ボンネビル T100やT120など)は、往年のデザインを忠実に再現しながらも、水冷化されたバーチカルツインエンジンや最新の電子制御技術を搭載し、現代の交通環境でも快適かつ安全に走れるよう進化しています。そのクラシカルで普遍的なデザインは、多くのライダーにとって「バイクらしいバイク」の理想形と映るでしょう。
今回注目されているスピード400は、この偉大なボンネビルの血統を受け継ぎ、トライアンフの世界観をより多くのライダーに届けるために開発されたモデルです。デザインの随所にボンネビルを彷彿とさせる意匠が取り入れられており、小排気量でありながらも本物の風格を備えています。したがって、スピード400をカフェレーサースタイルにカスタムすることは、トライアンフが築き上げてきた歴史への敬意を表す行為とも考えられるのです。


※ご自身のバイクに装着可能か、確認の上ご購入ください。
理想のトライアンフ400ccカスタムカフェレーサー
この章のポイント
- スピード400 カスタム パーツの選び方
- カフェスタイルの要スピード400 セパハン化
- サウンドを左右するスピード400 マフラー交換
- お手本にしたいスラクストン 1200RS
- ストリートファイターのスピードトリプルとの違い
スピード400 カスタム パーツの選び方
トライアンフ スピード400をカフェレーサーにカスタムする際、パーツ選びは最も楽しいプロセスの一つです。しかし、無計画に進めると統一感のない仕上がりになったり、無駄な出費につながったりする可能性があります。パーツ選びは、まず「どこから手をつけるか」「全体のバランスをどう取るか」を考えることが大切です。

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まずはスタイリングの要から
カフェレーサースタイルの核となるのは、ライディングポジションとシルエットです。このため、多くの人はまずハンドル、ステップ、シートの3点からカスタムを始めます。
- ハンドル: 低く構えたセパレートハンドルへの交換は、最も効果的にカフェレーサーらしい雰囲気を生み出します。
- ステップ: ハンドルに合わせてステップを後方に下げるバックステップを装着すると、より一体感のある前傾姿勢が完成します。
- シート: ノーマルのダブルシートから、流麗なラインを持つシングルシートやシートカウル付きのものに交換すると、車体後方が引き締まります。
パーツ選びの注意点
パーツを選ぶ際には、いくつかの注意点があります。第一に、スピード400に適合するかを必ず確認することです。特に新型車の場合、適合パーツがまだ少ない可能性があるため、メーカーや販売店の情報をよく確認する必要があります。
第二に、品質と信頼性です。国内外の様々なメーカーからパーツが販売されていますが、価格だけで選ぶと取り付け精度が悪かったり、耐久性に問題があったりする場合があります。名の知れたブランドの製品や、ユーザーレビューの評価が高い製品を選ぶと安心感が増します。
第三に、車検への対応です。マフラーや灯火類など、パーツによっては保安基準に適合しないものもあります。公道を走行する以上、法規を遵守したパーツ選びが求められます。
これらの点を踏まえ、まずは自分が目指すカフェレーサーの全体像をイメージし、それに合わせて一つひとつのパーツを吟味していくことが、理想の一台を作り上げるための鍵となります。
カフェスタイルの要スピード400 セパハン化
カフェレーサーカスタムにおいて、ハンドルをセパレートハンドル(セパハン)に交換することは、そのスタイリングを決定づける最も象徴的なモディファイです。セパハン化は、見た目を劇的に変化させるだけでなく、ライディング体験そのものを変える力を持っています。
セパハンとは、左右のハンドルが独立しており、フロントフォークに直接、あるいはトップブリッジの下に取り付けるタイプのハンドルです。これにより、ノーマルのバーハンドルに比べてハンドル位置が大幅に低く、そして前方に移動します。
セパハン化のメリット
最大のメリットは、言うまでもなくそのレーシーな見た目です。低く構えた戦闘的なライディングポジションは、カフェレーサーの思想を最も雄弁に物語ります。また、前傾姿勢になることでライダーとバイクとの一体感が高まり、スポーティーな走行時にはバイクをコントロールしやすくなるという側面もあります。
デメリットと注意点
一方で、セパハン化にはデメリットも存在します。最も大きな点は、ライディングポジションが窮屈になることです。強い前傾姿勢は手首や腰への負担が大きく、長距離のツーリングや市街地での渋滞走行では疲労がたまりやすくなります。
また、ハンドル位置が低くなることで、ハンドルを切った際にタンクやカウルに手が干渉しないかを確認する必要があります。取り付け角度や高さを調整できるタイプのセパハンを選ぶと、ある程度は自分の体格や好みに合わせることが可能です。車体の構造によっては、ケーブル類やハーネスの長さが足りなくなり、交換が必要になるケースもあるため、事前の確認が欠かせません。これらの点を理解した上で導入することが、後悔しないカスタムへの第一歩です。
サウンドを左右するスピード400 マフラー交換
マフラー交換は、セパハン化と並んでカフェレーサーカスタムの定番メニューです。マフラーを変えることで、バイクの印象は大きく変わります。その効果は「サウンド」「性能」「ルックス」の3つの要素に及びます。
マフラー交換がもたらす変化
まず、最も分かりやすい変化はサウンドです。ノーマルマフラーは厳しい騒音規制や環境規制をクリアするために、音量が抑えられ、音質もマイルドに設定されています。社外マフラーに交換することで、より歯切れの良い、迫力のあるエキゾーストノートを手に入れることが可能です。特にスピード400のような単気筒エンジンでは、マフラー交換によって鼓動感が強調され、バイクのキャラクターがより明確になります。
次に性能面です。高性能な社外マフラーは、排気効率を向上させるよう設計されています。これにより、エンジンのレスポンスが向上したり、中高回転域でのパワーアップが期待できたりします。また、素材にチタンやカーボンなどを用いることで、ノーマルマフラーからの大幅な軽量化も可能です。これは、バイクの運動性能向上に直接的に貢献します。
ルックスの面でも、マフラーは大きな役割を果たします。クラシカルな雰囲気を高めるメガホンタイプやキャブトンタイプ、レーシーな印象を与えるショートタイプのサイレンサーなど、デザインは多岐にわたります。自分の目指すスタイルに合わせて選ぶことで、カスタムの完成度を一層高めることができるでしょう。
車検と規制に関する注意
マフラーを交換する上で最も注意すべきは、保安基準への適合です。マフラーには騒音規制と排出ガス規制があり、これらをクリアした「車検対応」の製品を選ばないと公道を走行できません。JMCA(全国二輪車用品連合会)認証プレートが付いている製品は、安心して使用できる一つの目安になります。規制を無視したマフラーの装着は違法改造となり、整備命令の対象となるため、必ずルールを守った上でカスタムを楽しむことが大切です。
お手本にしたいスラクストン 1200RS
トライアンフのラインナップの中で、「究極のカフェレーサー」と呼ぶにふさわしい存在が「スラクストン」です。特にその高性能版であるスラクストン 1200RSは、スピード400でカフェレーサーを目指すライダーにとって、最高のお手本であり、憧れの目標となり得ます。
スラクストンは、前述のボンネビルをベースに、よりスポーティーな走行性能を追求して生まれたモデルです。その名は、かつてレースが開催されていたイギリスのスラクストン・サーキットに由来します。標準でセパレートハンドル、オーリンズ製の高性能リアサスペンション、ブレンボ製の強力なブレーキシステムなどを装備し、まさに「走るために生まれたカフェレーサー」です。
残念ながらスラクストンは2024年のファイナルエディションをもって生産を終了しましたが、そのコンセプトとデザインは色褪せることがありません。流麗なタンクからシングルシートカウルへと続く美しいライン、低く構えたセパハン、アップタイプのマフラーなど、そのスタイリングにはカフェレーサーのエッセンスが凝縮されています。
スピード400をカスタムする際には、このスラクストンのデザインを参考にすると、非常にバランスの取れた美しいカフェレーサーに仕上げることができるでしょう。例えば、スラクストンのような形状のシートカウルを選んだり、タンクのカラーリングを参考にしたりするのも一つの方法です。スラクストンが持つ本物のオーラと走りの哲学を理解し、そのエッセンスを自分のスピード400に少しでも取り入れることができれば、カスタムはより深く、満足度の高いものになるはずです。
ストリートファイターのスピードトリプルとの違い
トライアンフには、スラクストンのようなカフェレーサーとは全く異なるコンセプトを持つ、もう一つのスポーツモデルが存在します。それが「スピードトリプル」です。スピードトリプルは、カウルのないネイキッドバイクに高性能なエンジンと足回りを組み合わせた「ストリートファイター」というカテゴリーの草分け的存在です。
スピード400でカフェレーサーカスタムを考える際、同じ「スピード」の名を持つスピードトリプルとの違いを理解しておくことは、自分が目指す方向性を明確にする上で役立ちます。

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項目 | スピード400 (カフェレーサーカスタム想定) | スピードトリプル 1200 RS/RR |
コンセプト | クラシックレーサー、スタイルの追求 | 究極のパフォーマンスネイキッド/ロードスター |
エンジン形式 | 水冷単気筒 | 水冷並列3気筒 |
ライディングポジション | 強い前傾姿勢 (セパハン) | 適度な前傾~強い前傾 (バーハン/セパハン) |
主な用途 | ショートツーリング、街乗り、ワインディング | サーキット走行、スポーツライディング |
カスタムの方向性 | クラシカルな雰囲気、個性の表現 | さらなる性能向上、機能パーツの追加 |
このように、両者は全く異なる哲学に基づいて作られています。カフェレーサーが「引き算の美学」でスタイルを追求するのに対し、ストリートファイターは最新技術を投入して「絶対的な速さ」を追求します。エンジンも、単気筒の鼓動感を楽しむスピード400に対し、スピードトリプルは3気筒ならではのパワフルで滑らかな吹け上がりが特徴です。
どちらが優れているという話ではなく、目指す方向性が違うということです。もしあなたがクラシカルな見た目と雰囲気を楽しみながら走りたいのであればカフェレーサーが、最新のテクノロジーでアグレッシブな走りを楽しみたいのであればスピードトリプルが適していると考えられます。この違いを理解することで、自分の理想とするバイク像がより鮮明になるでしょう。


※ご自身のバイクに装着可能か、確認の上ご購入ください。
最高のトライアンフ400ccカスタムカフェレーサーへ
この記事では、トライアンフ400ccモデルをベースとしたカフェレーサーカスタムについて、様々な角度から解説してきました。最後に、理想の一台を創り上げるための要点をまとめます。
- カフェレーサーは1960年代イギリス発祥のカスタム文化
- 速さとスタイルを追求する引き算の美学が基本
- 低いセパレートハンドルとシングルシートが象徴的なパーツ
- ベース車両やカスタム内容で価格は大きく変動する
- スピード400はカフェレーサーカスタムの優れた素質を持つ
- カスタムの第一歩としてハンドル周りの変更が効果的
- セパハン化は見た目と引き換えにポジションがきつくなる
- マフラー交換はサウンド、性能、ルックスを大きく変える
- パーツ選びでは車検への適合を必ず確認する
- ホンダやBMWにも魅力的なカフェレーサーモデルが存在する
- トライアンフのボンネビルはカフェレーサーの歴史そのもの
- 究極のお手本は生産終了したスラクストンにある
- スピードトリプルはコンセプトが全く異なるモデル
- カスタムは全体のバランスを考えて計画的に進める
- 自分だけの理想の一台を創り上げる過程そのものを楽しむ